コンサートで聞きたい日本人ヴァイオリニストランキング ベスト3(ベスト20)、樫本大進さん、五嶋みどりさん、庄司紗矢香さん、三浦文彰さん、諏訪内晶子さん、高嶋ちさ子さんの順位は?(ららら♪クラブの人気投票ランキングより)

「あなたがコンサートで聞きたい日本人ヴァイオリニスト」ランキング 1位~20位は?ららら♪クラブでの人気投票結果ランキング 樫本大進さん、五嶋みどりさん、五嶋龍さん、庄司紗矢香さん、三浦文彰さん、諏訪内晶子さん、高嶋ちさ子さんの順位は?

NHKららら♪ミュージックと連動した、クラシック音楽のコンサートの魅力等を紹介している「ららら♪クラブ」で、「あなたがコンサートで聞きたい日本人ヴァイオリニスト・ベスト3」(上位20位)が紹介されています。
(1番、2番、3番を記入し投票、投票者の男女構成:男性21%、女性79%)

1位  樫本大進さん
2位 五嶋みどりさん
3位 五嶋龍さん (姉のみどりさんに続き3位とはすごいですね。)
4位 庄司紗矢香さん
5位 三浦文彰さん
6位 諏訪内晶子さん(「国際音楽祭NIPPON 2020」の芸術監督を務めていますね。)
7位 石田泰尚さん
8位 葉加瀬太郎さん
9位 千住真理子さん(日本画家の博氏、作曲家の明氏とともに芸術家三兄妹として有名ですね。)
10位 岡本誠司さん
11位 古澤巌さん
12位 高嶋ちさ子さん  (マスコミの登場度は、トップなのでは。)
13位 神尾真由子さん
13位 大谷康子さん
15位 前橋汀子さん
16位 服部百音さん
17位 NAOTOさん
17位 辻彩奈さん
19位 郷古廉さん
19位 大江馨さん
19位 竹澤恭子さん

一番に記入されたヴァイオリニストランキング

1位  五嶋みどりさん
2位 樫本大進さん
3 位 石田泰尚さん
4 位 庄司紗矢香さん
5 位 五嶋龍さん
6 位 三浦文彰さん
7 位 諏訪内晶子さん
7 位 葉加瀬太郎さん
9 位 古澤巌さん
10 位 岡本誠司さん

著名なヴァイリニスト、若手の注目ヴァイリニストもランクインしていますね。
1位と2位が入れ替わっていますね。
10位まで大きな変動はないですね。




日本人ヴァイオリニストランキング1位
樫本大進さんのプロフィールは?

名前 樫本大進(かしもとだいしん)
生年 1979年
生まれ ロンドン
居住地 ドイツ

1979年ロンドン生まれ。
1990年、第4回バッハ・ジュニア音楽コンクールでの第1位を皮切りに、1996年のフリッツ・クライスラー、ロン=ティボーの両国際音楽コンクールでの1位など、5つの権威ある国際コンクールにて優勝。
ドイツを拠点にソリストとして世界の舞台で演奏する傍ら、2010年よりベルリン・フィルの第1コンサートマスターを務める。
使用楽器は1674年製アンドレア・グヮルネリ。
3歳よりヴァイオリンを恵藤久美子に学び、7歳でジュリアード音楽院プレカレッジに入学、田中直子に師事。11歳の時、名教授ザハール・ブロンに招かれリューベックに留学し、20歳よりフライブルク音楽院でライナー・クスマウルに師事。修士課程をグスタフ・シェック賞を受賞し卒業した。

これまで、マゼール、小澤征爾、ヤンソンスなど著名指揮者のもと、国内外のオーケストラと共演を重ねているほか、室内楽の分野でも、クレーメル、バシュメット、マイスキー、堤剛、パユなど世界有数のソリストと共演。2007年、兵庫県で室内楽の音楽祭「ル・ポン国際音楽祭~赤穂・姫路~」を自ら音楽監督として創設し、2016年秋には第10回目を迎える。

2010年、ベルリン・フィル第1コンサートマスターに就任。同団とは、本拠地ベルリンおよびツアーでの演奏会で、音楽監督ラトルやネルソンス指揮のもとソリストとしても共演している。

2014年、ピアノのリフシッツとのベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ全曲収録CDがワーナー・クラシックスより世界リリースされ、高い評価を得ている。

1995年アリオン音楽賞、1997年出光音楽賞、モービル音楽賞、1998年新日鉄音楽賞フレッシュアーチスト賞、平成9年度芸術選奨文部大臣新人賞、2011年兵庫県文化賞、チェンジメーカー2011クリエーター部門、ドイツに於いてはシュタインゲンベルガー賞、ダヴィドフ賞を受賞。

(出展:http://www.japanarts.co.jp/artist/DaishinKASHIMOTOより)

31歳で、ベルリンフィルの第1コンサートマスターとはすごいですね。
奥様は、マリンバ奏者の出田りあさんです。子供さんは稀有な音楽家になるのでしょうね。

樫本大進さん 演奏 『ヴィヴァルディ夏』

感動の演奏ですね。なんて素敵な音色なのでしょう。




日本人ヴァイオリニストランキング2位
五嶋みどりさん のプロフィールは?

名前 五嶋みどり(ごとうみどり)
生年 1971年
出身 大阪府牧方市

弱冠11歳でニューヨーク・フィルと共演し衝撃的なデビューを果たして以来、五嶋みどりは35年以上にわたり、研ぎ澄まされた演奏技術と繊細かつ優美な演奏スタイルで聴衆の心を掴み、これまで指揮者ではバーンスタイン、アバド、メータ、小澤、ラトル、ヤンソンス、エッシェンバッハ、器楽奏者ではスターン、ズッカーマン、ヨーヨー・マ、オーケストラではベルリン・フィル、ウィーン・フィル、パリ管、コンセルトヘボウ管をはじめ世界の著名な音楽家と共演を重ねている。また音楽界の将来を見据え、委嘱プロジェクトや未開のレパートリーの紹介などの啓発も精力的に行っている。

多忙なコンサート活動だけにとどまることなく、1992年にコミュニティー・エンゲージメント活動を目的として、非営利団体「Midori&Friends」(ニューヨーク)と認定NPO法人ミュージック・シェアリング(旧みどり教育財団東京オフィス)の設立を皮切りに、常に時代や社会のニーズを先取りしながら、音楽家による社会貢献のロールモデルを自ら体現し、“本物の音楽”の力の限界に挑み続けている。またミュージック・シェアリングの活動のひとつであるICEP(International Community Engagement Program)を通じ、世界各地で文化外交を積極的に推し進め、2007年からは国連ピース・メッセンジャーとして、貧困、平和、環境、教育、女性問題など国連が掲げる多種多様な課題にも熱心に取り組み、2012年には世界経済フォーラム(ダボス会議)よりクリスタル賞を受賞した。

現在、米国カーティス音楽院で教鞭を執るほか、過去14年間ハイフェッツ・チェアを務めた南カリフォルニア大学ソーントン音楽学校をはじめ北京中央音楽学院、上海音楽院、桐朋学園大学など世界の主要音楽院や夏期講習のマスタークラスなどで後進の指導にも余念がない。

録音はソニー・クラシカル、ONDINE、ONYXよりリリース。ソリストとして参加した「パウル・ヒンデミット作品集」は第56回グラミー賞最優秀クラシック・コンペンディアム賞(2013年)を受賞。

使用楽器はグァルネリ・デル・ジェス「エクス・フーベルマン」(1734年作)。

(出展:http://www.gotomidori.com/biography?lang=ja より)

現代を代表する 著名なトップヴァイオリニストですね。
3才半の時から、お母さんの英才教育を受けたのがはじまりのようですね。
1980年にジュリアート音楽院に入学、15才でジュリアート音楽院プレカレッジを中退されているようです。
お母さんがヴァイオリニスト 五嶋節さん、弟さんはヴァイオリニスト 五嶋龍さん
すごい音楽一家ですね。
数々の社会貢献、後進の指導もされていて、素晴らしいですね。




五嶋みどりさん 演奏『チャイコフスキー ヴァイオリン協奏曲 第1楽章』

神ががかっている天才の演奏ですね。感情表現も豊かで素晴らしいですね。




日本人ヴァイオリニストランキング3位
五嶋龍さん のプロフィールは?

名前 五嶋龍(ごとうりゅう)(別名 Ryu Brian Goto)
生年 1988年
出身 アメリカ合衆国 ニューヨーク

ヴァイオリニスト五嶋龍は、7歳でパシフィック・ミュージック・フェスティバルにて、パガニーニのヴァイオリン協奏曲第1番を演奏し楽壇デビュー。幼い頃から多くのメディアで取り上げられ注目を集めてきたが、今日その活動は世界屈指の芸術家たちとの演奏活動にとどまらず、教育活動・国際文化交流・社会貢献活動をグローバルに展開し、また空手家としての顔も持つ。

現在の演奏家の使命である社会福祉として、ニューヨークでは同市教育委員会の協力のもと 『五嶋龍 “Excellence In Music”(音楽優秀賞)』 を通じて公立高校生に奨学金を授与する活動に加え、南米・アフリカ・アジアなどの各国、また日本政府から招聘され、演奏活動とともに、文化交流、相互理解を深め、現地の人々、子供たちに夢を与え続けている。

2017年後半には日本各地の学生オーケストラとの共演、リサイタルでproject R“拉致被害者を忘れない。”の啓発、チャリティー・コンサートを企画・出演。一貫してメディアなどを通じ、社会への発信力・求心力を発揮している。
メディア露出としては、ドキュメント番組「五嶋龍オデッセイ」(フジテレビ、1996~2005年)、「題名のない音楽会」(テレビ朝日系列、2015~2017年司会)ほか、JR東日本、ユニクロ、エアウィーヴのCMに出演。録音はドイツ・グラモフォンと専属契約を結び、ユニバーサルクラシックスよりリリース。使用楽器は日本音楽財団より貸与された1722 年製のストラディヴァリウス「ジュピター」。ハーバード大学(物理学専攻)卒業。上海大学名誉客員教授。公益社団法人日本空手協会参段。日英仏中語が堪能。ニューヨーク生まれ・在住。

(出展:https://www.ryugoto.com/biography/ より)

お母さんがヴァイオリニスト 五嶋節さん、お姉さん(異父姉)はヴァイオリニスト 五嶋みどりさん、すごい音楽一家ですね。
文武両道ですね。ハーバード大学物理学科を卒業をし、空手を7歳から続け、日本空手協会公認三段のようです。天は二物以上を与えるのですね。
社会貢献活動もいろんな分野で行っており、17歳離れたお姉さん(五嶋みどりさん)の影響を、音楽面を含めて受けているのでしょうね。

五嶋龍さん 演奏 『ツィゴイネルワイゼン』

繊細で力強い、素晴らしい演奏ですね。



日本人ヴァイオリニストランキング4位
庄司紗矢香さん プロフィールは?

名前:庄司 紗矢香(しょうじ さやか)
生誕:1983年1月30日(2020年7月現在 37歳)
出身:東京都国分寺市
学歴:ケルン音楽大学 卒業

グラモフォン誌に「絶大なスタミナと何事にもひるまない精神、希有な音楽家」と評された庄司紗矢香は、ヴラディーミル・アシュケナージ、シャルル・デュトワ、マリス・ ヤンソンス、ロリン・マゼール、ズービン・メータ、セミョーン・ビシュコフ、パーヴォ・ヤルヴィ、チョン・ミョンフン、アントニオ・パッパーノ、ヤニック・ネゼ=セガンといった世界を代表する指揮者たちと共演を重ねている。

2016/17年シーズンは、フランス放送フィルハーモニー管弦楽団(オスモ・ヴァンスカ)、マリインスキー劇場管弦楽団(ワレリー・ゲルギエフ)、NDR交響楽団(クシシュトフ・ウルバンスキ)、ソウル・フィルハーモニー管弦楽団(ラハヴ・シャニ)などと共演。2018年はローマ・サンタ・チェチーリア国立アカデミー管弦楽団(ジャナンドレア・ノセダ)、NHK交響楽団(アシュケナージ)、トーンキュンストラー管弦楽団(佐渡裕)とウィーン楽友協会での定期公演に出演のほか、ペンデレツキのヴァイリン協奏曲第二番を作曲者自身の指揮で演奏した。

庄司の長年に亘る指導者・理解者であるユーリ・テミルカーノフとは2001年以来毎年共演を重ねている。彼らはサンクトペテルブルク・フィルハーモニー交響楽団をはじめ、フィルハーモニア管弦楽団、ロンドン交響楽団、ボルティモア交響楽団等と共にアイルランド、アメリカ、イギリス、イタリア、スペイン、日本、フランス、ベルギー、メキシコ、ロシアへのツアーを行い、2012年にプロコフィエフのヴァイオリン協奏曲を、2017年にはベートーヴェンとシベリウスの協奏曲をドイツ・グラモフォンへ録音した。2019年にはイタリア・ツアーが予定されている。

ソリストとして多忙な活躍をしている庄司は室内楽活動にも力を入れており、これまでにジョシュア・ベル、ワディム・レーピン、イタマール・ゴラン、スティーヴン・イッサーリス、ラン・ラン、マルティン・フレストらと共演。近年の音楽祭では、ヴェルビエ、アヌシー、ラヴェンナ、プラハの春、キジアーナ、ボン・ベートーヴェン、エヴィアン音楽祭に出演している 。2015/16年シーズンには、室内楽リサイタルをジュネーヴ、ワシントンDC、ロンドン、パリで行い、細川俊夫の新作委嘱作品を含むソロ・リサイタルの日本ツアーとウィグモア・ホールへのデビューも行った。

庄司は定期的にピアニストのジャンルカ・カシオーリとデュオを組み、ベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ全集のリリースを2015年春に完結した。また、彼女はメナヘム・プレスラーともリサイタル・ツアーを行い、その記録はライヴ収録され2015年秋にリリースされた。

庄司紗矢香は1998年からヨーロッパを拠点に活動している。1999年パガニーニ国際ヴァイオリン・コンクールで史上最年少および日本人として初めて優勝した。 1999年都民文化栄誉賞、2010年芸術選奨新人賞、2016年毎日芸術賞 受賞。
使用楽器は、上野製薬株式会社より貸与された1729年製ストラディヴァリウス“レカミエ(Recamier)”である

(出展:https://www.universal-music.co.jp/sayaka-shoji/biography/)

上記の他
1994年 小学校6年生の時に第48回全日本学生音楽コンクール1位
1997年 14歳でリピンスキ・ヴィエニヤフスキ国際コンクール・ジュニア(17歳未
満)部門で日本人として初めて優勝
1999年 第46回パガニーニ国際ヴァイオリン・コンクールで史上最年少(16歳)、かつ
日本人として初めて優勝(同時にエンリコ・コスタ博士記念賞、マリオ・
ルッミネッリ記念賞も受賞)
天才ヴァイオリニストですね。その陰には、並々ならぬ努力があったと思います。

庄司紗矢香さん 『パガニーニ「ヴァイオリン協奏曲1番」』

華麗で素晴らしい演奏に、心打たれます。