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大阪音大助手 高木日向子さん ジュネーブ国際音楽コンクール 作曲部門 で優勝
スイス、ジュネーブで行われる、若手の登竜門と言われる、ジュネーブ国際音楽コンクールで、2019年11月8日、兵庫県尼崎市出身で大阪音大助手の高木日向子さんが優勝しました。作曲部門で入賞するのは、2015年の薮田翔一さんの優勝以来です。
ジュネーブ国際音楽コンクールは、今年で74回目となり、作曲部門は2011年に設けられ、今年が5回目です。
高木日向子さんの曲は、オーボエを主体とした合奏曲、フランス語で「瞬間」を意味する「L’instant(ランスタン)」。
5人の審査員の厳正な審査の結果、高木さんとコロンビア人の作曲家、ダニエル・アランゴプラダさん2名が優勝したとのことです。
優勝した高木日向子さんはNHKのインタビューに対して、「ただただびっくりしています。ここに連れて来てくださったすべての方に感謝したいです。2年前に亡くなった父にも伝えたいなと思っています」と述べました。
また、受賞した理由については「今回の作品は、ナチュラルな表現で、自分のやりたいことを表現したというところが評価してもらえたのかなと自分の印象としては思います」と述べました
そして、今後については「現代音楽はまだ、難しいなとか、とっつきにくいなとか思っている方がたくさんいると思いますが、多くの方に魅力を知っていただき、現代音楽が日本で発展できる一助となる存在になれればうれしいです」と語り、作曲家としてのさらなる飛躍を誓っていました。
(出展:https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191109/k10012170691000.html)
日本での現代音楽の発展のためにも、引き続き、活躍が期待されますね。
高木日向子さん -兵庫県尼崎市在住 プロフィール
名前 高木日向子(たかぎひなこ)
年齢 30歳
出身 兵庫県尼崎市(現在も在住)
今までの受賞歴 2017年「第86回日本音楽コンクール 」作曲部門 第3位
学歴 兵庫県立西宮高校音楽科を経て、大阪音楽大学院作曲研究室修了
職業 大阪音楽大学 作曲助手
ジュネーブ国際音楽コンクールの作曲部門で、ダニエル・アランゴプラダさん(左)と共に優勝した高木日向子さん=8日、スイス・ジュネーブ(共同)
(写真、写真の説明の出展:https://news.livedoor.com/article/detail/17354544/)
現在も尼崎市に在住し、活躍されているのも素晴らしいですね。地元の方も嬉しいことでしょうね。
高木日向子さん ジュネーブ国際音楽コンクール優勝時の演奏YouTube
素晴らしい演奏ですね。歴史に残るイベントですね。
高木日向子さん ジュネーブ国際音楽コンクール優勝者のインタビュ-、横顔
作品に込められた想い、コンクールについて語っています。
高木日向子さん作曲:マリンバとピアノのためのRevue!
演奏は
マリンバ 大森香奈さん
ピアノ 白石麻奈美さん
Revue(レヴュー)とは、宝塚歌劇の舞台などでおなじみの、曲想などが目まぐるしく変化する大衆娯楽演劇の形式のこと。少し難しいイメージのある現代音楽(実際は全然そんなことありません!)とレヴューは対極な関係にあるように思えますが、曲想が目まぐるしく変化するというのは、現代音楽でもよく用いられる手法です。この共通性に着目した作品を書かせて頂きました♪
(高木日向子さんブログ:hina-enf.hatenablog.com/ より)
マリンバとピアノの音が、次々と展開し、現代音楽なのですね。
高木日向子さん作曲:Marmaid
この曲は、ピアニスト白石麻奈美さんの委嘱により高木日向子さんにより作曲され、2019年1月27日に白石さんのリサイタル リベラルアーツへの挑戦 so many colors vol.1″ピアノのために” において演奏されたとのこと
マーメイドのイメージ、描く世界の音楽が、どんどん頭の中に広がってきて、神秘的ですし、とても興味深いですね。
今後の活躍も楽しみですね。
高木日向子さん インタビュー『ジュネーブ国際音楽コンクール』作曲部門の覇者 に聞く』
「ジュネーブ国際音楽コンクール」作曲部門の覇者、高木日向子に聞く https://t.co/NdFsYtwls3 pic.twitter.com/wqulPgE5F2
— SPICE[エンタメ情報メディア]/e+ (@spice_topics) February 26, 2020
高木日向子さんの素顔がわかりますね。打ち解けた感じがし、親しみやすいですね。