小山実稚恵さん 人気、実力ともに日本を代表するピアニスト

小山実稚恵さん 人気、実力ともに日本を代表するピアニスト プロフィールは? 父、夫は?

名前 小山実雅恵(こやま みちえ)
出身 宮城県 仙台市
生年 1959年5月3日(2020年10月現在 61歳)
学歴 東京藝術大学卒 東京藝術大学大学院修了

チャイコフスキー国際コンクール、ショパン国際ピアノコンクールの二大コンクールに入賞以来、今日に至るまで、コンチェルト、リサイタル、室内楽と、常に第一線で活躍し続けている。

2006年~17年までの壮大なシリーズ『12年間・24回リサイタルシリーズ』は、その演奏と企画性が高く評価され、2016年度 芸術選奨文部科学大臣賞を受賞した。2019年春からは、新シリーズ『ベートーヴェン、そして・・・』が、全国6都市でスタート。

これまでに国内の主要オーケストラはもとより、モスクワ放送響(現・チャイコフスキー・シンフォニー・オーケストラ)、ベルリン響、ロイヤル・フィル、BBC響、イギリス室内管、アカデミー室内管、ロッテルダム・フィル、シンフォニア・ヴァルソヴィア、ワルシャワ・フィル、モントリオール響、ボルティモア響などと共演しており、フェドセーエフ、テミルカーノフ、マリナー、小澤征爾といった国際的指揮者との共演も数多い。協奏曲のレパートリーは60曲を超える。

また、ショパン、チャイコフスキー、ロン=ティボー、ミュンヘンなどの国際コンクールでは審査員を務める。

東日本大震災以降、被災地の学校や公共施設等で演奏を行い、仙台では被災地活動の一環として自ら企画立案し、ゼネラル・プロデューサーを務めるプロジェクト『こどもの夢ひろば “ボレロ”』を毎年開催している。

CDは、ソニー・ミュージックジャパンインターナショナルと専属契約を結ぶ。30枚目となる『バッハ:ゴルトベルク変奏曲』は、「レコード芸術」の特選盤に選ばれた。

著書としては『点と魂と ―スイートスポットを探して』をKADOKAWAより出版。また平野昭氏との共著『ベートーヴェンとピアノ 「傑作の森」への道のり』、『ベートーヴェンとピアノ 限りなき創造の高みへ』を音楽之友社より出版。

2005年度 文化庁芸術祭音楽部門大賞、2013年度 東燃ゼネラル音楽賞洋楽部門本賞ならびにレコード・アカデミー賞(器楽曲部門『シャコンヌ』)、 2015年 NHK交響楽団「有馬賞」、2015年度 文化庁芸術祭音楽部門優秀賞ならびに第28回ミュージック・ペンクラブ音楽賞、2016年度 芸術選奨文部科学大臣賞を受賞。2018年度 大阪市市民表彰を受ける。2017年度には、紫綬褒章を受章している。 (2020年6月現在)

(出展:https://www.sonymusic.co.jp/artist/MichieKoyama/profile/)

日本で唯一のチャイコフスキー国際コンクール、ショパン国際ピアノコンクールの世界の二大コンクールの入賞者です。
(1982年 チャイコフスキー国際コンクール 第3位、1985年 ショパン国際ピアノコンクール 第4位)

小山実雅恵さん  ブーニン旋風きっかけになった『1985年ショパン国際コンクール』出場時の貴重な映像

35年前の貴重な映像ですね。小山実雅恵さんのピアノ素晴らしいですね。

審査員 園田高広さん、出場者 蛯原万里さん、小西理枝さん、阿部美果子さん、三村和子、三木香代さんの映像も貴重ですね。ブーニンはやはりすごいですね。

小山実雅恵さんを6歳から教えた吉田先生の言葉に、涙が出そうです。本当に素晴らしい先生ですね。

小山実雅恵さん 家族、父、夫、愛猫ララちゃん

小山実雅恵さんは、仙台で生まれ、3歳から盛岡市で育ちました。ピアノとの出会いは、3歳の時に買ってもらった、2オクターブ半のおもちゃのピアオがきっかけですが、6歳の誕生日の時にアップライトのピアノを買ってもらい、盛岡市内の吉田見知子先生のピアノ教室に通い始めたのが実質的なスタートでした。

吉田先生の発表会は、自由な雰囲気で、子供たちが楽しそうで、お母さまがここなら、と思ったとのことです。吉田先生の指導は、リズム遊び等音感教育を取り入れながら、ピアノの練習がどんなに大変でも学校の勉強は行事をしっかりやること、素敵な演奏を聴き、上手は人を祝福しえ心から拍手を送ること、広く世界や社会に目を向けて豊かた人間になること、そこから豊かな音楽が生まれる、等の教えがありました。素晴らしい人間教育ですね。
6歳の時によい先生に出会たことも、大きいですね。それを羽ばたかせたのは、小山実雅恵さんの並々ならぬ努力なのだと思います。

お父様の転勤で、高校から東京の高校(東京藝術大学付属高校)に通ったのですが、その後も月一回程度、盛岡まで通っていたそうです。お父様は、専売公社(後のJT)のサラリーマンだったとのことですが、お父様の理解もすごいですね。大ピアニスト誕生には、ご家族の並々ならぬご尽力もあるのですね。

旦那さん、夫についての情報はありませんでした。愛猫ララちゃんを飼っているようです。
猫を飼い始めて30年以上、ララちゃんは3代目です。
名前はお好きな女性音楽家、クララ・シューマン、クララ・ハスキルにちなんでいます。
猫の種類は、アメリカンショートヘアです。とても可愛いですね。



小山実雅恵さんと愛猫ララちゃんの写真


愛猫ララちゃんの誕生日の写真。目に入れても痛くないですね。

小山実雅恵さん主催 仙台で行われている「こどもの夢ひろば “ボレロ”」今年はミサンガ作り

仙台市内で、子供たちと音楽と奏でる「ボレロ」を中心としたコンサートだけでなく、茶道、プログラミング、トランポリン、参加型のイベントを開催してきましたが、今年はコロナ禍のため、宮城県内小中学生1,000人と対象にミサンガ作りキットを無料配布し、完成したミサンガの写真をインターネット上で公開するイベントに。

素晴らしい企画ですね。子供さん達の貴重な思い出になりますね。来年は従来どおりのコンサートが出来ますように。



小山実稚恵さん『Liszt Paganini Etude No.3, ラ・カンパネラ』

繊細かつ力強い演奏ですね。凄いですね。

小山実雅恵さん『チャイコフスキー ピアノ協奏曲第1番 第1楽章』

力強い圧巻の名演ですね。



小山実雅恵さん『イベリアから「港」(アルベニス)、 演奏会用アレグロ(グラナドス)、パヴァーヌ・カプリッチョ(アルベニス)、 英雄ポロネーズ(ショパン)、 エチュード「別れの曲」(ショパン)』

なんと素敵なのでしょう。力強い『英雄ポロネーズ』最高ですね。

小山実雅恵さん『子犬のワルツ』

超絶技巧ですね。素晴らしいピアノに心を打たれます。