第16回 チャイコフスキー国際コンクールの結果「ヴァイオリン部門」第4位入賞 金川真弓さん 

第16回チャイコフスキー国際コンクールの「ピアノ部門」の結果は?

第1位  アレクサンドル・カントロフ (フランス)
第2位  藤田真央 (日本)
第2位  ドミトリー・シシキン (ロシア)
第3位  アレクセイ・メルニコフ (ロシア)
第3位  ケネス・ブロバーグ (アメリカ)
第3位  コンスタンチン・エメリャノフ (ロシア)
第4位  ティアンス・アン (中国)

藤田真央さんの、同コンクール2位は、日本人男性としては歴代最高位ということです。

チャイコフスキー国際コンクール「ピアノ部門」1位、アレクサンドル・カントロフ Alexandre Kantorowさん、2位 藤田真央さんの演奏は?

第1位のアレクサンドル・カントロフさんの演奏

深みのある豊かな音楽を聴かせてくれますね。圧巻ですね。

第2位 藤田真央さんの演奏も聴きたいですね。

表現力豊かな演奏で、素晴らしいですね。笑顔もいいですね。



「ピアノ部門」2位 ドミトリー・シシキン Dmitry Shishkinさんの演奏(第16回チャイコフスキー国際コンクール 優勝者ガラ・コンサート(2019年10月13日)で来日予定)

素晴らしい演奏ですね。



第16回チャイコフスキー国際コンクールの「ヴァイオリン部門」の結果は?

第1位  セルゲイ・ドガージン (ロシア)
第2位  マルク・ブシュコフ (ベルギー)
第3位  ドンユン・キム (韓国)
第4位  金川真弓 (アメリカ)
第4位  アイレン・プリッチン (ロシア)
第5位  該当なし
第6位  ミラン・アル=アシァブ (チェコ)

金川真弓さん 米国籍ということです。

チャイコフスキー国際コンクール「ヴァイオリン部門」1位、セルゲイ・ドガージンさん、4位 金川 真弓さんの演奏は?

第1位 セルゲイ・ドガージン さんの演奏

ダイナミックで、素晴らしい演奏ですね。

第4位 金川真弓さんの演奏は?

独自の世界に引き込まれますね。素敵ですね。



金川真弓さんのプロフィールは?

1994年ドイツ生まれ。4歳から日本でヴァイオリンを始める。

その後ニューヨークを経て、12歳でロスアンゼルスに移る。現在はハンス・アイスラー音楽大学ベルリンで、元ベルリン・フィル コンサートマスターのコリア・ブラッヒャー教授に師事している。

2017年プリンセスアストリッド国際コンクール(トロンドハイム)および2013年ハイフェッツ国際コンクール(リトアニア)第1位。

オーケストラとのコンチェルトは、ブレーメン・ドイツ室内フィルハーモニー(チャイコフスキー)、フィンランド放送交響楽団(ベルク)、ラトビア クレメラータ・バルティカ(モーツァルト第4番)、ロサンゼルス室内オーケストラ、リトアニア国立交響楽団(ブルッフ)などと共演している。アスペン音楽祭、イエロー・バーン音楽祭(以上アメリカ)、ヴェルビエ音楽祭アカデミー(スイス)などにも参加。

2012年アメリカの“パフォーマンス・トゥデイ”アーティストに選ばれ、演奏とインタビューがナショナル・パブリック・ラジオ(NPR)を通じて全米に放送された。
日本で名倉淑子、ジュリアード音楽院プレカレッジで川崎雅夫、ロサンゼルスコルバーン・スクールでロバート・リプセットの各氏に師事。
使用楽器は、ドイツ演奏家財団のドイツ国家楽器基金から貸与されたぺトラス・
グァルネリウス(マントヴァ 17世紀後半製作)。

(出展:https://mayumikanagawa.com/)

金川真弓さんは、米国籍で、両親は日本人だそうです。

全世界で活躍されていますね。国際性豊かな、教育熱心なご家庭で育っただと思われます。

また、2018年 ロン・ティボー・クレスパン国際音楽コンクール(ヴァイオリン部門)で2位に入賞しています。

今回の受賞で、次のように話されています。

チャイコフスキー国際コンクールは、小さいときから一番大きなコンクールだと知っていましたが、今回モスクワでファイナルまで演奏できたことを人生の誇りに思います。世界中のたくさんの方々にライブストリームもご覧いただき、とても特別な経験でした。後悔のない演奏もできましたし、今後も色々なことを発見していくのが楽しみです。

( 出展:http://spice.eplus.jp/articles/243926)



金川真弓さん コンサートの予定は?
第16回チャイコフスキー国際コンクール 優勝者ガラ・コンサート(2019年10月13日)他

2019年7月フランス、8月 オーストラリア、ニュージーランド、9月ドイツ等世界各地でのコンサートの他

2019年10月13日(日) 15:00 開演
第16回チャイコフスキー国際コンクール 優勝者ガラ・コンサート
場所 山形テルサ テルサホール(山形県山形市)
【出演】
ドミトリー・シシキン Dmitry Shishkin(ピアノ部門2位入賞/ロシア 27歳 ,Piano)
金川真弓 Mayumi Kanagawa (ヴァイオリン部門4位入賞/アメリカ 24歳 ,Violin)
サンティアゴ・カニョン=ヴァレンシア,Santiago Cañón-Valencia (チェロ部門第2位入賞/コロンビア 24歳 ,Cello)
マトヴェィ・デョーミン Matvey Demin(木管部門優勝/ロシア 25歳 ,Flute)
飯森範親 Norichika Iimori (指揮者, Conductor)
山形交響楽団 Yamagata Symphony Orchestra

2019年11月4日(月・休) 15:00~
広響名曲コンサート 音楽の花束
場所:広島国際会議場フェニックスホール(広島県広島市)
【出演】
指揮 秋山和慶さん、ヴァイオリン 金川真弓さん
広島交響楽団

2019年11月7日(木)  19:00~
金川真弓 ヴァイオリン・リサイタル
【共演】ピアノ 藤田真央さん
場所:浜離宮朝日ホール
(完売との情報)

今後の活躍も楽しみですね。




チャイコフスキー国際コンクール「ピアノ部門」「ヴァイオリン部門」以外の部門の結果は?

従来からの「ピアノ」「ヴァイオリン」「チェロ」「声楽」 に他に、今回管楽器 (木管楽器・金管楽器) 部門が新設されました。

チェロ部門
第1位  ズラトミール・ファング (アメリカ)
第2位  サンティアゴ・カノン=バレンシア (コロンビア)
第3位  アナスタシア・コベキナ (ロシア)
第4位  テグック・ムン (韓国)
第5位  イベイ・チェン (中国)
第6位  センヤ・エリーナ・ルムカイネン (フィンランド)

声楽部門<女声>
第1位  マリア・バラコヴァ(ロシア)
第2位  アイグリ・ヒスマトゥーリナ (ロシア)
第3位  マリア・モトルィギナ (ロシア)
第4位  アンゲリーナ・アフメドヴァ (ウズベキスタン)

声楽部門<男声>
第1位  アレクサンドロス・スタヴラカキス(ギリシャ)
第2位  ギホーン・キム(韓国)
第3位  ミグラン・アガジャニャン (ロシア)
第4位  アンクバヤール・エンクボルド(モンゴル)

管楽器/木管楽器部門
第1位  マトヴェィ・デョーミン (ロシア/フルート)
第2位  ジョイディ・スカーレット・ブランコ・ルイス(ベネズエラ/フルート)
第3位  アレッサンドロ・ベヴェラリ(イタリア/クラリネット)
第4位  ローラ・デスクール (フランス/バスーン)
第5位  ニキータ・ワガノフ(ロシア/クラリネット)
第6位  ユリ・フローリアン・アレクサンダー・ヴァレンティン(ドイツ/オーボエ)
第7位  リヴィア・デュレバ(ハンガリー/フルート)
第8位  ソフィヤ・ヴィランド(ロシア/フルート)

管楽器/金管楽器部門
第1位  ユン・ゼン (中国/フレンチ・ホルン)
第1位  アレクセイ・ロビコフ (ロシア/トロンボーン)
第2位  フョードル・シャゴフ (ロシア/チューバ)
第3位  フェリックス・カミーユ・ジャン・デルヴォー(フランス/フレンチ ホルン)
第4位  エンリケ・ドス・サントス・コスタ (ポルトガル/チューバ)
第5位  アンセル・オウェン・ノリス(アメリカ/トランペット)
第6位  ペーター・ステイナー(イタリア/トロンボーン)
第7位  ハエ・リー・ユ (韓国/フレンチ ホルン)
第8位  ジャスラン・アブディカリコフ (カザフスタン/トランペット)

開催地(モスクワ、サンクトベテルブルグ)の影響もあると思いますが、全部門の受賞者43名の中で、ロシア15名、アメリカ4名、韓国4名、中国3名、フランス3名、とロシアが圧倒的ですね。今後も日本からの受賞者も期待したいですね。