日本人ソプラノ歌手ランキング・ベスト9- 日本を代表するソプラノ歌手がランクイン

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日本人ソプラノ歌手ランキング・ベスト9

NHKららら♪ミュージックと連動した、クラシック音楽のコンサートの魅力等を紹介している「ららら♪クラブ」で、「あなたの好きな日本人オペラ歌手・ベスト3」(上位20位)が紹介されています。(詳細は、https://jjcmusic.com/operasingerranking-3273 を参照お願いします。)
その中の投票総数でのランキングより、ソプラノ歌手のみでランキングを作成しました。

1位  森麻季さん     
2位 砂川涼子さん    
3位 佐藤しのぶさん
4位 佐藤美枝子さん
5位 田中彩子さん
6位   濱名さおりさん
7位 幸田浩子さん
8位 中丸三千繪さん
9位 小林沙羅さん

(あなたの好きな日本人オペラ歌手には、林美智子さん(メゾソプラノ歌手)もランクインしています。)

■日本人ソプラノ歌手ランキング第1位 森 麻季さん

名前:森 麻季(もり まき)
生年:1970年
出身:東京
学歴:国立音楽大学附属小学校入学→国立音楽大学附属中学校→国立音楽大学附属高等学校卒
業。東京藝術大学音楽学部声楽科を経て、同大学院独唱専攻を修了。
その後、ヴェルディ国立音楽院に留学。ミュンヘン国立音楽大学大学院を修了。

1998年、カマイオーレ国際コンクールでオペラ部門と歌曲部門でダブルで優勝。ドイツ歌曲最優秀歌唱者に贈られるベーレンライター賞及び観客の選ぶ最優秀賞を受賞。プラシド・ドミンゴ世界オペラ・コンクールにおいて第3位入賞し、日本人として初めてワシントン・ナショナル・オペラに出演。ワシントン・アワードを受賞。その他、出光音楽賞受賞。ホテルオークラ音楽賞受賞の他、多数の国内外のコンクールで上位入賞を果たしています。

コンサートでは、アシュケナージ、テミルカーノフ、小澤征爾、パーヴォ・ヤルヴィ、ハーディング等の著名指揮者やNHK交響楽団、ウィーン・フィル、ベルリン・フィルのメンバー、サンクトペテルブルグ・フィル等の内外の主要オーケストラ、ドレスデン聖十字架教会合唱団などと共演しています。

2002年には、3大テノール(ルチアーノ・パヴァロッティ、ホセ・カレーラス、プラシド・ドミンゴ)と共演しています。

NHKスペシャルドラマ「坂の上の雲」の主題歌、NHK『明日へ』東日本大震災復興支援ソング「花は咲く」を歌う等、幅広いレパートリーで、各方面から絶賛されています。

長年に渡り、多方面で八面六臂の活躍をされていますね。

森麻季さん 『Stand Alone NHK スペシャルドラマ「坂の上の雲」より』

何度聴いても感動します。心が洗われます。



森麻季さん 『千の風になって』

情緒あふれる、美しい歌声に、惚れ惚れします。

森麻季さん『宝石の歌 グノー作曲 歌劇『ファウスト』より

美しい素晴らしい歌声に、圧倒されます。

森麻季さん 『ヘンデル:涙の流れるままに』

大変な状況下で、美しく素敵な歌声に多くの癒しと元気をいただきました。



■日本人ソプラノ歌手ランキング第2位 砂川 涼子さん

名前 砂川涼子(すなかわ りょうこ)
出身 沖縄県宮古島出身
学歴 武蔵野音楽大学声楽学科首席卒業。同大学大学院修了

第34回日伊声楽コンコルソ第1位、第69回日本音楽コンクール第1位受賞。
第12回R.ザンドナイ国際声楽コンクールでザンドナイ賞を受賞等受賞多数。

新国立劇場「トゥーランドット」リュー・「カルメン」ミカエラ・「魔笛」パミーナ、
藤原歌劇団「ラ・ボエーム」ミミ等出演、「トゥーランドット」リュー、「こうもり」アデーレ等に出演し、聴衆から絶賛を浴びている。

第16回五島記念文化賞・オペラ新人賞受賞。藤原歌劇団団員。

母校、武蔵野音楽大学で非常勤講師をされ、後進の指導にあたっていますね。
とてもキュートで、透明感のある美しい歌声ですね。多くの注目を集めているのもよくわかります。

砂川涼子さん『プッチーニ:歌劇『トスカ』から「歌に生き、愛に生き」』

美しい歌声に心を打たれます。

砂川涼子さん『トゥーランドット 「お聞きください 王子様」』

情熱的で、心のこもった歌声が素敵です。

砂川涼子さん『私の名はミミ - ボエーム』

素晴らしい演技、歌声ですね。さすが、日本一のミミというのもうなずけます。



■日本人ソプラノ歌手ランキング第3位 佐藤しのぶさん

名前  佐藤しのぶ(さとう しのぶ)
出身 東京都
学歴 国立音楽大学声楽専攻卒業。

夫は指揮者の現田茂夫さん
2019年9月29日  61歳で逝去。

ウィーン、ドイツ、フランス、アメリカ等、世界の各地で「椿姫」「トスカ」「蝶々夫人」等のタイトルロールを演じ、日本のみならず、世界で注目を浴びる。

1987年から4年連続、紅白歌合戦に出場。オペラの魅力を日本中に広めた。

文化放送音楽賞、都民栄誉章、ジロー・オペラ賞大賞、マドモアゼル・パルファム賞等数々の賞を受賞。

日本中にオペラの素晴らしさを届けていただきました。

佐藤しのぶさん『アメイジング・グレイス、アヴェ・マリア』

崇高な、素晴らしい歌唱力、歌声に心が震えます。

佐藤しのぶさん 『早春賦』

華がありますね。心に響く素晴らしい歌声ですね。

佐藤しのぶさん『映画「慕情より」Love Is a Many Splendored Thing』

本当に美しい歌声ですね。何度聴いても感動します。



■日本人ソプラノ歌手ランキング第4位 佐藤 美枝子さん

名前 佐藤 美枝子(さとう みえこ)
出身 大分県大分市
学歴 武蔵野音楽大学音楽学部声楽学科卒業

1998年 第11回チャイコフスキー国際コンクール声楽部門で日本人初の第1位受賞。
その他、国内外のコンクールで多数受賞。
2020年 第50回 ENEOS音楽賞受賞。

「椿姫」「魔笛」「愛の妙薬」「ラ・ボエーム」他、数多くのオペラに出演。リサイタル、チャリティーコンサート等、全国的に展開。

現在、武蔵野音楽大学教授。後進の指導に当たっている。 藤原歌劇団団員。

佐藤美枝子さん『「ルチア」 から 「香炉はくゆり」』

艶のある、美しい歌声が素敵ですね。

佐藤美枝子さん『歌劇 「椿姫」 から 「ああ そはかの人か~花から花へ」』

趣深いのある素晴らしい歌声に、胸を打たれます。

佐藤美枝子さん『You raise me up』

素敵な歌声に、勇気と元気をいただきます。



■日本人ソプラノ歌手ランキング第5位 田中 彩子さん

名前  田中 彩子(たなか あやこ)
出身  京都
生年  1984年

ピアニストを目指し、3才から練習を始めた。

高校時代に、手が小さく、1オクターブに届かず、ピアノをあきらめることになった、先生に歌を誉められ、歌の道に進む。

高校卒業後、18才で、単身ウィーンに留学した際、コロラトゥーラの才能を注目され、本格的に声楽を学ぶ。

22歳で、スイス・ベルンの州立歌劇場において『フィガロの結婚』でソリスト・デビューを飾る。同劇場では日本人初、且つ最年少でのデビューを果たした。

その後、国際ベルヴェデーレ・オペラ・オペレッタ・コンクールではオーストリア代表として本選出場を果たした。

ウィーン・フォルクスオーパ歌劇場にてオペラ『ホフマン物語』のオリンピア役のカバーを勤め、オーストリア政府公認スポンサーでモーツァルト作曲のオペラ『魔笛』のオーストリアの劇場を回るオペラツアーにおいて、同オペラの”夜の女王” 役を2012年から3年間に渡り、公演。

その後、ロンドン・ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団、ストラスブール室内管弦楽団などのコンサート定期公演、ウィーン・コンツェルトハウスの大ホールでソリスト・デビュー。南米最高峰コンサートホールCCKにおいて、国立アルゼンチン交響楽団とのシーズン開幕コンサートにて世界初演のソリストを務めベスト初演作品賞を貰う等、数々の国々で活躍をしている。

2019年4月30日/5月7日号 ニューズウィーク日本版で「世界が尊敬する日本人100人」に選出される。

田中彩子さん 『夜の女王のアリア~歌劇《魔笛》より(モーツァルト)』

透明な素敵な歌声に感動します。高い美しい声がとても特徴的ですね。

田中彩子さん『 春の声 (ヨハン・シュトラウス二世)』

とても美しい歌声に感動します。

田中彩子さん『エーデルワイス』

透き通る美しい歌声がとても素敵です。「世界が絶賛するソプラノ歌手」というのもうなづけます。