佐藤晴真さん 世界が注目するチェリスト プロフィールは?

佐藤晴真さん 世界が注目するチェリスト プロフィールは?
学歴、使用楽器は? 身長は? 第30回 出光音楽賞 受賞

名前 佐藤晴真(さとう はるま)
出身 名古屋市
生年 1998年2月27日
学歴 東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校を経て、東京藝術大学に入学後、ドイツのベルリン芸術大学で学ぶ。

2019年、ミュンヘン国際音楽コンクールチェロ部門において日本人として初めて優勝し、一躍国際的に注目を集める。18年には、ルトスワフスキ国際チェロ・コンクール第1位および特別賞を受賞。ほかにも、全日本学生音楽コンクール第1位および日本放送協会賞、日本音楽コンクール第1位および徳永賞・黒柳賞、ドメニコ・ガブリエリ・チェロコンクール第1位のほか、齋藤秀雄メモリアル基金賞、出光音楽賞を受賞するなど、数々の受賞歴を誇る。これまでに、林良一、山崎伸子、中木健二らに師事。現在は、ベルリン芸術大学にてJ=P.マインツに師事している。
すでに国内外のオーケストラと共演を重ねており、19年には本格的にリサイタルデビュー。18年には、ワルシャワにて「ショパンと彼のヨーロッパ国際音楽祭」に出演。今後もプラハ放送交響楽団など国内外のオーケストラと多数共演を予定している。
20年11月には、ドイツ・グラモフォンよりデビューアルバムとなる「The Senses~ブラームス作品集~」をリリース、好評を博している。

(出展:https://www.toppanhall.com/concert/artist/SATO_Haruma.html)

2019年度 第18回齋藤秀雄メモリアル基金賞
2019年度 第30回出光音楽賞受賞

使用楽器は、宗次コレクションより貸与されたE.ロッカ 1903年。
弓は匿名のコレクターより貸与された F.Tourte。

身長は160cm。地声が低く、チェロの一番低い音が、声の一番低い位で、抜群の相性と
インタビューで語っています。

佐藤晴真さん 2019年「ミュンヘン国際音楽コンクール」チェロ部門 優勝 

ミュンヘン国際音楽コンクールは、1952年に第1回が開催された、世界の国際音楽コンクールのなかでも、歴史と伝統のあるコンクールとして有名。ドイツ公共放送連盟(ARD)の主催で、毎年ミュンヘンで行われている。

当初はピアノ部門のみであったが、その後、ピアノ、声楽、ヴァイオリン、アンサンブル、木管楽器、金管楽器、打楽器等から、4~7部門を設定して行われている。

日本人の優勝者は、1990年代以降、1997年 清水直子さん(ヴィオラ部門)、2005年岡崎慶輔 さん(ヴァイオリン部門)、2018年 葵トリオ(ピアノ三重奏部門)(小川響子さん(ヴァイオリン)・伊東裕さん(チェロ)・秋元孝介さん(ピアノ))、2019年 佐藤晴真(チェロ部門)
2021年 岡本誠司さん(ヴァイオリン部門)

佐藤晴真さん 両親、父、兄は? 中学時代、高校時代

佐藤春馬さんの両親は高校の国語の先生。大学のオーケストラで父はコントラバス、母はヴァイオリンを弾いていました。4歳の時、兄の習うヴァイオリン教室でチェロの音色に魅了され、ヴァイオリンを始め、6歳の時にチェロに転向しました。

小学時代に第3回日本芸術音楽コンクール5・6年部門第1位、名古屋市立若葉中学時代に泉の森ジュニアチェロコンクール中学生部門で金賞、東京藝術大学付属高校時代、一年生の時に全日本学生音楽コンクール高校の部で一位、二年生の時に日本音楽コンクールの一位を受賞しました。
抜群の才能を持ち、たゆまざる努力、研鑽の賜物ですね。



佐藤晴真さん『ジェルジュ・リゲティ:無伴奏チェロソナタ』
『J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲 第1番より「サラバンド」』

素敵なホール(サマランカ・ホール)での、素晴らしい熱演に感動します。

名古屋フィルハーモニー交響楽団、佐藤晴真さん『ドヴォルザーク:チェロ協奏曲』

美しい、荘厳な演奏に胸を打たれます。

佐藤晴真さん『ショスタコーヴィチ:チェロとピアノのためのソナタ ニ短調 Op.40』

圧巻の演奏が、心に沁みます。



佐藤晴真さん『ブラームス:子守歌 作品49-4 MV』

歌心がある、美しい音色に癒されます。

弦楽6重奏  ヴァイオリン:成田達輝さん、坪井夏美さん、ヴィオラ:田原綾子さん、安達真理さん、チェロ:笹沼樹さん、佐藤晴真さん『チャイコフスキー:フィレンツェの思い出“ 第1楽章』

国内外で注目を集める音楽家による、弦楽6重奏。
至高の演奏に鳥肌が立ちます。