辻井伸行さん「題名のない音楽会」-辻井伸行がベートーヴェンの三大ソナタを弾く音楽会(2020年9月5日放送),ベートーヴェンの「月光」完全版を弾く音楽会(2020年9月12日放送)出演

辻井伸行さん「題名のない音楽会」-辻井伸行がベートーヴェンの三大ソナタを弾く音楽会(2020年9月5日放送),ベートーヴェンの「月光」完全版を弾く音楽会(2020年9月12日放送出演

日本のみならず、アメリカ、イギリス、ドイツ、フランス他世界の国々でリサイタル、演奏をを行う、世界から注目を集めるピアニスト、辻井伸行さん。2週にわたって、今年生誕250年を迎えたベートーヴェンの「三大ソナタ」といわえる「月光」「悲壮」「熱情」にオリジナルの曲名をつけて演奏します。天才ピアニスト辻井伸行さんのここでしか聞けない独特の解釈、胸に響く超絶技巧の演奏が楽しみですね。

放送予定曲(9月5日)

♪1:ピアノ・ソナタ第8番『悲愴』より第2楽章

作曲: L.v.ベートーヴェン
ピアノ: 辻井伸行

♪2:ピアノ・ソナタ第23番『熱情』より第1楽章

作曲: L.v.ベートーヴェン
ピアノ: 辻井伸行

(出展:https://www.tv-asahi.co.jp/daimei_2017/contents/Broadcast/cur/より)

放送予定曲(9月12日)

♪1:ピアノ・ソナタ第14番『月光』より第1楽章

作曲: L.v.ベートーヴェン
ピアノ: 辻井伸行

♪2:ピアノ・ソナタ第14番『月光』より第2楽章

作曲: L.v.ベートーヴェン
ピアノ: 辻井伸行

♪3:ピアノ・ソナタ第14番『月光』より第3楽章

作曲: L.v.ベートーヴェン
ピアノ: 辻井伸行

辻井伸行さん「題名のない音楽会」-辻井伸行がベートーヴェンの三大ソナタを弾く音楽会(2020年9月5日放送),ベートーヴェンの「月光」完全版を弾く音楽会(2020年9月12日放送出演 Twitter




辻井伸行さん「題名のない音楽会」-辻井伸行がベートーヴェンの三大ソナタを弾く音楽会(2020年9月5日放送)出演
「悲愴」→「怒りと慰め」,「熱情」→「幻想曲、嵐」と命名

ベートーヴェンのソナタは、ピアノがどんどん発展していった時代に作曲され、ベートーヴェンのピアノ・ソナタ全曲を聞くとピアノの発展も分かるのですね。
「月光」等の曲名は、出版社や音楽家などが曲のイメージからつけたんだそうです。
今回は、ベートーヴェン三大ピアノ・ソナタに辻井伸行の解釈で「独自の曲名」をつける
素晴らしい企画ですね。

「悲愴」は出版の楽譜に付けられていた曲名。誰が付けたのか定かではないとされているようです。今回、辻井伸行さんは「悲愴」→「怒りと慰め」と命名
心に響く美しいピアノに癒されます。

曲名「熱情」は、初版楽譜には付いておらず、ベートーヴェンの死後、ドイツの出版社が付けたといわれています。
今回、ベートーヴェン「熱情」→「幻想曲、嵐」と命名
幻想的で穏やかなで、夢のなかにいるような気持ちになる部分と嵐の中にいるような部分が美しいピアノの音色で表現され、明日への希望を感じます。


名言ですね。



辻井伸行さん「題名のない音楽会」-辻井伸行がベートーヴェンの「月光」完全版を弾く音楽会(2020年9月12日放送出演)出演
「月光」→「かなしみ」(辻井伸之さん命名)

ベートーヴェンは、「幻想曲風ソナタ」と命名したのですが、ドイツの音楽評論家・詩人のL・レルシュタープが、スイスのルツェルン湖の月光の波に揺らぐ小舟のようということで、「月光」と呼ばれるようになったようです。

第1楽章:一人でさびしい思いをしながら色々と考えているイメージ、「どうしてこんなに悲しんだろう」という気持ちが美しく繊細なピアノで、痛いように伝わってきました。

「第2楽章」:かなしみから少し開放され、前向きになり、躍るような楽しいイメージ
「第3楽章」:なんで自分はこんなにかなしい思いをしているのだろうといった気持ち
がビビッドに伝わり、胸にささりました。激しい曲調の第3楽章、超絶技巧もすばらしいですね。

歴史に残る金言ですね。




辻井伸行さん 奇跡の天才ピアニスト のプロフィールは?

名前:辻井 伸行(つじい のぶゆき)
出身:東京都豊島区
生年月日:1988年9月13日(2020年9月5日現在 31歳)
学歴:東京音楽大学付属高等学校卒業後、上野学園大学卒業

1998年、10歳で、オーケストラと共演し初デビュー。

2009年6月 アメリカで開催されたヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールで日本人として初優勝。

ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクール優勝後、日本以外にも、アメリカ、ドイツ、イギリス他、世界各国でリサイタル、オーケストラ、一流指揮者との共演を行い、成功を収め、世界から注目を浴びている。

2009年、台東区民栄誉章、文化庁長官表彰(国際芸術部門)。
2010年、第11回ホテルオークラ音楽賞及び第1回岩谷時子賞受賞。
2013年、第39回日本ショパン協会賞受賞。

辻井伸行さん『 月光 ソナタ ベートーヴェン@ドイツ』

心に沁みる、至高の「月光」ですね。



辻井伸行さん『 ピアノ協奏曲第1番 リスト@ドイツ』

なんて美しいピアノの音色、ハーモニーなのでしょう。

辻井伸行さん 『ラプソディ・イン・ブルー』

ピアノの音色もオーケストラの演奏も素晴らしいですね。