ジャズフェスティバルランキング 6位~10位は? 阿佐谷ジャズストリート2019は?

ジャズフェスティバルランキング発表!

日本経済新聞のNIKKIプラス1(2019年7月6日版)において、ジャズフェスティバル10選が発表されました。
1位:定弾寺ストリートジャズフェスティバル(仙台市)
2位:横浜ジャズプロムナード(横浜市)
3位:サッポロ・シティ・ジャズ(札幌市)
4位:高槻ジャズストリート(大阪府高槻市)
5位:東京ジャズ・フェスティバル(東京都渋谷区)
6位:金沢ジャズストリート(金沢市)
6位:ジャズ・オーディトリア(東京都千代田区)
8位:飛騨高山ジャズフェスティバル(岐阜県高山市)
9位:鹿児島ジャズフェスティバル(鹿児島市)
10位:ハママツ・ジャズ・ウィーク(浜松市)
(調査の方法・・・ジャズに詳しい専門家の協力で、国内の主要なジャズフェスを27カ所リストアップ。「地域・町ぐるみで楽しめる」「演目や場所の演出などプログラムが充実している」「地元の協力姿勢」の視点で順位づけ、集計)
https://style.nikkei.com/article/DGXMZO46902420T00C19A7W03000/
出展: 日本経済新聞 NIKKEIプラス1(2019年7月6日版)、NIKKEI STYLE

こういったランキングは、足を運ぶ時の参考になりますね。地方のジャズフェスティバルも多いですね。楽しみ方も様々であることがわかります。地方活性化の機会ですね。また、観光で名所を回り、美味しいものを食べ、ジャズも楽しめれば、この上ないですね。

第1位~第5位までの発表の他、10位まで。




第6位:金沢ジャズストリート

2009年に始まり、今年で10年目。約10万人が訪れる。「金沢らしさ」「国際交流」「人材育成」を新たな柱にしている。150を超えるライブがある。挾間美帆さん等有名ア-ティストから地元のアマチュアバンドまで、幅広く出演。一部有料コンサートがあるが、多くは無料。全国から活躍する小、中、高のバンドが参加する「ジュニアジャズフェスティバル」(9月15日 まちかどステージA 金沢市役所庁舎前広場)もあり注目。

2019年の日程:9月14日(土)~16日(月・祝)
料金:有料ライブ(コンサート)(2,000円~5,000円)、無料ライブあり

(金沢ジャズストリートライブ2018 街角ジャズライブ)




第6位:ジャズ・オーディトリア

今年で7回目の開催。名門ジャズクラブ「ブルーノート東京」がライブを企画。東京・神田淡路町の複合施設「ワテラス(WATERRAS)」内の広場で開催。多彩なミュージシャンが参加するにもかかわらず、入場料無料。無料とはさすがブルーノート東京というところですね。ジャズライブだけでなく、子供向けイベント、マルシェ、大道芸も行われています。

2019年の日程:4月26日(金)~28日(日)
料金:無料

(JAZZ AUDITORIA2018)



第8位:飛騨高山ジャズフェスティバル

2018年開始と2019年は2年目。長い歴史がある、合掌造りの飛騨高山でジャズを聴けるのが絶妙な組み合わせ。2017年より飛騨地域で利用可能となった電子地域通貨〈さるぼぼコイン〉が使えるのも特徴。JR高山駅から会場の「飛騨の里」まで無料バスが運行(約30分)。観光で世界遺産の街並みを訪れ、ジャズを楽しむのも貴重な体験になりますね。
2019年の日程:5月15日
料金:一般 6,700円(当日券7,500円)




第9位:鹿児島ジャズフェスティバル

2017年開始で2019年は3年目。西日本屈指の大型のジャズフェスティバル。2018年は31,000人の動員。本物のジャズにこだわるジャズフェス。国内外で活躍する実力派ミュージジャンが終結。即興を重視し、普段はない組み合わせが楽しめる。会場は市内6箇所あり、小旅行の気分で回れる。全会場入場無料。全てのライブが無料というのは素晴らしいですね。

2019年の日程:9月6日(金)~8日(日)
料金:無料

(鹿児島ジャズフェス2017)



第10位:ハママツ・ジャズ・ウィーク 平原まことさん&平原綾香さんのライブ開催

1992年に始まり、今年で28回目を迎える。音楽の街、浜松が誇る特別イベント。主催は浜松市、ヤマハ、静岡新聞、静岡放送。浜松市民以外にも多くのジャズファンに楽しまれている。観客規模は約23,000人。今年は世界的ジャズピアニストのケニーバロンさんによる公開ワークショップ、平原まこと(父)さん&平原綾香さんのライブが開催される。

2019年の日程:10月19日(土)~27日(日)
料金:800円~9,000円、無料ライブ(イベント)もある。

阿佐谷ジャズストリート 2019~JAZZ降る街 阿佐谷(東京都)

1995年に始まり、今年で25回目を迎える。地元の方のボランティアで運営。阿佐ヶ谷は、大正から昭和にかけて文人が多く住み、文化の香りがする、ジャズ喫茶やライブハウスも多い土地柄。阿佐谷地域の中通り周辺約70カ所で行われる。阿佐谷で青春時代を過ごした山下洋輔さん、寺久保エレナさん、今陽子さん、庄野真代さん、増尾好秋さん、鈴木良雄さん、中本マリさん、豊田チカさん、大橋美加さん等の有名アーティストが出演。

2019年の日程:10月25日(金)、26日(土)
料金 パブリック会場
1日券 前売 3,000円(当日 3,500円)
2日券 前売 4,000円(当日 5,000円)
バラエティ会場(ライブハウス、喫茶店、バー、レストラン等)
ライブチャージ等、各店で有料
ストリート会場 無料

ボランティアで運営し四半世紀続いているのは、素晴らしいですね。ご尽力に頭が下がります。来年、阿佐谷ジャズストリート2020は、10月23日(金)、24日(土)開催予定とのこと。待ち遠しいですね。

(2016年10月30日 まちかどNOW 阿佐谷ジャズストリート会場から)

(庄野真代さんといえば、「飛んでイスタンブール」(参考))

平田王子さん ボサ・ノヴァ ライブ @ 阿佐谷ジャズストリート2019

とても自然で温かい、ボサ・ノヴァの演奏。美味しいワインと一緒に素敵な音楽を聴けるのも、楽しいですね。